娘の幼稚園を変えました
salon〜radiant〜 太田 あさみです。
3歳の娘がいます。
4月生まれで、来年度より年少さんで幼稚園へ入園させたいと思っています。
私は自分自身がモンテッソーリ教育の幼稚園に勤めていたこともあり
『我が子はモンテッソーリ教育の園に通わせる』
と子どもが出来る前から決めていました。
幸い近くにモンテッソーリ教育園があり
2歳のお誕生日以降は
未満児クラスに週一回通えると知り
2歳2カ月で未満児クラスをスタートしました。
こじんまりとした園で
先生方もベテラン。
『たくさん刺激をもらえるだろう』
と期待をして通わせ始めました。
最初の衝撃は
2回目からの母子分離。
「お母さんがいると泣くので帰って下さい」
と言われました。
正直、『母子分離早くない？』と思いましたが
ベテランの先生だし
きっとお考えがあるのだろうと
お任せしました。
それ以降
「行かない！行かない！」と毎週泣く娘。
生まれてから、
ずぅーっと母と2人で過ごして来て…
突然、知らないところに置いて行かれて…
そりゃそうだよね…とか思いながら
「先生にお休みしますって言いに行こう」
と園まで行くと…
先生は話も聞かず
「よく来たね！お預かりします！」と
帰されてしまう…
だんだん私も不安が増して
お迎えまでの2時間が心配で心配で…
『これが親の心境なんだなぁ〜』と
自分自身の幼稚園教諭時代の反省をしたり。
こんな日は
幼稚園での様子をたくさん知りたい！
そう思いました。
そんな娘もお友だちが出来て
少しずつ泣かない日が増えていきました。
でも相変わらず
「行きたくない。」「幼稚園は行かない。」
と言っていましたが…
3学期。
満3歳児の次年度入園の子たちと
後1年通う娘はクラスが分けられました。
娘のお友だちは
みんな別のクラスになってしまいました。
私も来年度に向けて
先生とお話しをしたいと思いました。
2学期末は面談もなく
園での様子も聞けず
今後の方針も聞けていなかったので…
そして…先生との面談の日。
私は園を辞めようと決めました。
先生との面談では
＊2学期の様子
＊来年度の方針
＊秋頃の本入園は可能か
をお聞きしたいと思っていました。
秋頃の本入園は
お一人、娘と同級生の子が
4月入園をすると聞いていたので…
どんな手順を踏めば良いのか
お尋ねしたかったのです。
しかし…先生は面談ではなく
『クレーマー対策』の構えでした…
本入園については
「あの子は特別ですから」の一点張り。
2学期の様子は
「お母様がお仕事しすぎで不安定」
確かに
仕事や勉強会が増え
連れて行くことも増えていましたが
月に多くて3回程度。
私の予定に付き合わせて申し訳ない
という気持ちはありましたが…
その分、娘の楽しみも合わせて行くように
心がけていました。
しかし…先生には
「子どもがかわいそう。申し訳ないという気持ちがあるなら、仕事はすぐに辞めるべき。
あと1年、お母さんがガマンすればいいこと。
お母さんのチャンスは、また来るけど
子どもの今は今しかないのだから…ちゃんと見てあげなさい！」
と言われました。
正直、悔しさと情けなさと淋しさで
涙が溢れました。
子どもが生まれる前から
『子どもが出来たら、この園に通わせたい』
と思いながら、いつも園の前を歩いていました。
その園に通わせる。
その想いを叩き潰されて気持ちでした。
私の考え方と違いすぎる…
仕事をすることで『申し訳ない』という気持ちが
ゼロの親の方が、私はイヤだと思うし
子育てと仕事はバランスだと思うし
チャンスは、その瞬間しかないし…
そういう背中をみせることも
子育ての大切な一つだと思っているから。
先生のお考えもわかります。
ただ、それは先生個人の考え方。
それを保護者に押し付けるのはナンセンスなのでは？
幼稚園教諭として、プロとして伝えるべきことは
保護者に『仕事を辞めろ』というのではなく
＊どうバランスを取ればいいのか
＊その子がどんな時に不安定になっているのか
＊何を求めているのか
それ知るヒントをくれること
だと思います。
主人と話し
園を変えることにしました。
最後の3回。
お迎えに行っても
毎回、娘は1人でポツンと身支度をしていました。
『ひとりでやる』ことを
教えて下さっていたのでしょうが…
先生との信頼関係が崩れた私は
先生が3人もいて、誰も見守らないの？
と思ってしまいました。
最終日はかわいそうなくらい
ひとりで健気にがんばっていました。
「ごめんね…」
私は帰り道、涙が溢れました。
幼稚園とは
親にとっても子どもにとっても
初めての社会なのだ
と知りました。
新しい園については
また次回…
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最後まで
ありがとうございました。
MCS認定マザーズティーチャー
TCS認定コーチ
太田 麻紗美
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